2016年
同じ目標に向かって共に頑張った彼女
私はアパレル業界で働いています。 その名を聞けば、殆どの人なら分かって頂いたける様な大手です。 彼女は職場の同僚で、同じお店で働いていました。 私と彼女は、共にアパレルのお店の店長になる事を目標に頑張っていました。 恋人同士であると同時に、職場では良きライバルとしてお互いを刺激しあえる関係でした。 最初に店長に昇格の話を受けたのは、彼女の方でした。 彼女はすごく喜びましたし、私も彼女を祝福しました。 しかし、条件として彼女の遠い別の街へと移動する事になってしまったんです。 初めの頃は、遠距離恋愛を続けていたのですが、次第に仕事が忙しくなっていきました。 彼女との電話連絡も段々とも少なくなり、やがてお互いがお互いを考える時間もなくなり、そのまま私と彼女は別れる事となりました。 それから、およそ一年半が経過した頃です。 遂に私にもチャンスがやってきました。 私にも店長になる話が舞い込んできたんです。 その時の私は失う物もなく、仕事だけを一心不乱に打ち込んでいたので、話は快く受けました。 その時でした、唐突に彼女から連絡がきたんです。 彼女は私を祝福してくれたんです。 それをきっかけに、私達はヨリを戻す事にしました。 また遠距離ですが、お互いが同じ立場で良きライバルとして頑張っています。
